大井町駅から徒歩8分。住宅地にひっそりと1軒の小料理屋があります。とても小さいお店ですが、九州地方の美味しい食材がいただける、日本料理屋さんです。麗しく品の良い姉妹が営んでおり、美味しい料理とお酒をゆっくり楽しみたい時におすすめです。入りにくい雰囲気は見た目だけで、店主さんはとても丁寧で話しやすい方でした。
メニューはその日の仕入れにより変わるようです。気になる料理がたくさんあって選べなかったので、コース「ちょこ助の皿々」¥3,500 を注文。もちろん追加で他の料理も頼めます。酒飲みには嬉しいくらい日本酒や焼酎もありました！
まずは日本酒で乾杯。とっくりが可愛いですね。
お通しはちりめん山椒。ちりめんの旨みある塩味に粒山椒のぴりりとくる辛さがアクセントで、病みつきになる1品。お酒のお供に最高。美味しくてテイクアウトしました。
コース料理1品目はナスのカルパッチョ、かまぼこ、トマトです。どの素材も九州地方で採れたものを使用しています！(提供の時に産地を教えてくれますが、忘れてしまいました)どれも上品な味わいで素材の美味しさを感じられます。かまぼこは確か山口県のかまぼこで、歯ごたえがあって魚の旨みが恐縮されてます。一口食べた瞬間、かまぼこってこんなに美味しいものだったの？！とびっくり。笑
2品目はお造り。こちらも九州地方で採れた鯛と縞鰺です。甘口の刺身醤油でいただきます。鯛は身がふっくらしていて、茗荷との相性も◎脂ののった縞鰺はぷりっぷりの歯ごたえで文句なく美味しかったです。縞鰺を食べ終わると下に八朔を発見。こちらも酸味と甘味のバランスが素晴らしく美味しかったです。
3品目のカレイの煮付け。さっぱりとした甘さの煮付けで、ふわふわのカレイの身のおいしさが引き立っています。添えてある生姜は辛味が抜けてとても食べやすく美味しかったです。美味しい煮付けが食べられるお店って貴重です。
コース最後の料理、4品目は海老と鯛の春巻き。これがめちゃくちゃ熱々で美味しい。プリプリの海老とふっくらした鯛が、辛味のあるスパイスと一緒にたっぷり包まれていて、食べたら熱々のパリパリのハフハフでもう美味しい！単品注文もできるので、ぜひ食べてほしい一品です！
まだまだ食べ足りない私たちは追加でうどんを注文。（画像は半人前です）出汁の旨味を感じられてすっきりとしたつゆに、細麺が喉越し軽く、サラサラっと食べられちゃいます。うどんは店主さんや常連さんもおすすめの一品です。
お食事の終わりには甘いものがサービスでいただけます。なんと、「氷ぜんざい」です！私は初めて食べました。しゃりしゃりの氷と優しい甘さのあずきが口の中で溶け合って、夏にぴったりのデザートでした！
店内はテーブル8席、カウンター4席で、和の雰囲気が素敵な隠れ家のようでした。
料理は姉妹2人で調理・提供しているので、満席の時はややゆっくり目の提供となりますが、お酒を飲みながらしゃべっているうちに、あっという間に時間が過ぎ去っていきます。
非常に心地良い時間を過ごすことができるお店です♪
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